2014/11/05

雨に唄えば


夜遅くまでアルバイトの日は、家に帰るのもうんと遅くなっちゃう
駅から家まで、10分くらい歩かないといけないんだけど、
真っ暗で、静かで、星がきれいで、
空気が澄んでて、ちょっと風が冷たくて、
そして、ほんとうに誰もいなくて

夜この時間には、ジャズとかオールディーズを聴くのが好き
ヘッドホン音量をあげて、メロディーを口ずさみながら帰るの
50年代とか60年代とか、そんな時代のミュージカル女優の気分でね

道がひろいから、右に左に、ゆれながら歩いても
ちょっと目をつむりながら歩いても大丈夫だから
昔の記憶で、スニーカーでタップのステップを踏みながら歩いたり
ターンなんかしてみたり、傘を持ってたらくるくるまわしてみたりするの


"Singin' in the Rain" を観てきました!
渋谷ヒカリエ シアターオーブにて。アダム・クーパー主演!!!





映画の画面を通すことなく
こんな間近で、その場限りの歌を聴けて
こんな間近で、その場限りの踊りを観れて
息をのむってこうゆうことなのね!


思い入れが強いから「雨に唄えば」は映画至上主義のところがあるけど
"Broadway Ballet” と最後の "Singin’ in the Rain” については圧倒圧倒感無量
映画とは迫力が違う!生って素晴らしい!

改めて思わされたこと「わたしこのミュージカル大好きだ」ってこと
どんな時でも、見た後は必ず元気になれる、そんなミュージカルだよね










おてんばすぎて、むかしはヒールの高い靴を履かせてもらえなかった
ヒールは大人が履くもので、子どもが履くものじゃない!って言われてて
だから、ずっとハイヒールに憧れを持っていたの
ヒールが高い靴ならば、躍ると音がすると思っててね

7歳くらいのとき、はじめてヒールのある靴を買ってもらって
たった2cmくらいなんだけど、たしか茶色くてリボンが付いてて、
裏にチップが付いてるわけじゃないから、音は出るはずないのに
せまい玄関でなんちゃってタップダンスしてたの

タップダンス教室に通いはじめたのはその3年くらい後のこと
有名なジーン・ケリーのあのシーンを、はじめて見たのもこのころ
1番好きな映画が「雨に唄えば」っていうのは、現在まで続いています





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