2014/11/03

音を感じる


なんだかんだでジェームズ・ブラウンが好きです。
I Got the Feelin' とか Get Up Offa That Thing とか、
父の車を思い出します。
窓がビニールでできていて、捲し上げるようなおんぼろパジェロの中で
父親はいつもジェームズ・ブラウンを大音量でかける。
そしてわたしをバレエ教室に送って行く、、そんなのを思い出す。





そしてレイ・チャールズが好きです。
What'd I Say とか Hit the Road Jack とか、
わかんない英語を聴くがままに真似して発音して歌う。
ソウルなリズムが全身に伝わっていく。




アレサ・フランクリンが好きです。
I Say A Little Prayer のメロディは、ものごころ付いたときから
既に自分の中にあったんじゃないかな。

そして、アレサといえば、"Think"
このパワー!エネルギー!来ましたブルース・ブラザーズ!





ロッキー・ホラー・ショーに続いて、濃いめのミュージカル
この「ブルース・ブラザーズ」も欠かすことができません!




1980年にジョン・ランディスが監督したアメリカのミュージカル映画。
黒いスーツに、黒い靴、黒いネクタイに、レイバンのサングラス、めちゃめちゃ怖くて悪そうなおじさん2人が、生まれ育った孤児院を救うために5000ドルを稼ごうとがんばるはちゃめちゃストーリー。
ミュージカルといえども、カーチェイスが派手すぎて、いったいいくら車を潰したのか?


でも注目すべきは、何よりも「音楽」!
こんなにも最高のソウル・ミュージックが揃った映画は、これ以外ないでしょう。
キャストも豪華すぎる!







最近の音楽は、オシャレなイージーリスニングが多くて、
聴きやすい曲なら何でもありな気がするのは気のせいかな?

「音楽」から「音楽的」な要素が消えつつあって
個性もなくて、ぜんぶ同じようなかんじがするのは気のせいかな?


一昔前までは、音楽にエネルギーがあった!
リズムがあって、体で感じることができた!
「曲」ではなくて、それは「音楽」であった!そんな気がします。


音楽を感じる!
音を感じる!
この感覚忘れられてない?




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